赤血球は酸素を全身の細胞に運ぶと同時に二酸化炭素を回収する働きがあることはよく知られていることだと思います。血液が赤いのも血液中の細胞の中で赤血球が一番多いためですね。

血管は動脈のように太いものから毛細間のように細いものまであり、赤血球は毛細管のように細いところでも入り込めるように弾性があり、形を変えながら身体の隅々まで酸素を運びこみます。ちょうど水風船に水を入れた時のようなものです。

その赤血球が多くなると血液がドロドロになるというのは、赤血球も血液中の水分が少なくなるとうまく流れていきませんので血液中の水分が少なくなったり水分に対して赤血球が多くなると血液の流れが悪くなって血液がドロドロという状態になってしまいます。

また、赤血球は少な過ぎてもトラブルが起きてしまうので、多過ぎても少な過ぎてもダメなんです。

赤血球が多すぎると血液ドロドロの原因に

赤血球とは体内の骨髄で作られているヘモグロビンと酸素を結合させることができる血液の主成分です。酸素を各細胞に運び二酸化炭素を回収して排出する働きも赤血球が担ってます。

血液中の赤血球の正常な数として男性で400から539万/μL、女性なら380から489万/μLになのですがこの数値より上だと多血症と言われ、血液の流れが悪くなり血管が詰まり易い状態になります。逆に少ない場合は貧血ということになり、めまいや立ちくらみ、息切れなどの症状がでてきます。

赤血球の数値が正常範囲内でも上限に寄っている場合は要注意です。赤血球の数値は貧血にならない程度が一番良いと言われていた、数値が高い場合は血液ドロドロの状態と考えられ、スムーズな血流を妨げてしまっていると考えられます。


赤血球数が多くなる原因は2つあり、一つは血液中の水分が減少したために赤血球の割合が多くなってしまうことで相対的に赤血球が多いという状態になってしまうということです。これは主に体内の水分不足が原因になり、水分の補給不足や尿や大量の発汗などが原因になります。これは単に赤血球などの細胞を移動させるための流れができなくなるため、血液がドロドロになってしまうことになります。

そしてもう一つが赤血球の生産量が増え過ぎたために赤血球が余って血液中に必要以上に残ってしまうということがあります。赤血球のヘモグロビンは全身の細胞に酸素を供給するために血管から細胞に取り込まれるのですが、無制限に細胞に取り込まれるわけではないので必要以上の赤血球があっても血液中に残ってしまい、血管の中で赤血球の渋滞が起こることで血液がドロドロになってしまいます。

通常腎臓で赤血球の数はコントロールされているのですが、何らかの要因でこの機能がうまく働かなくなると赤血球量が増えてしまいます。喫煙やストレスによってもこの反応が出てしまうことがあります。

高地などでは酸素が薄いため、赤血球を増やして少ない酸素を多くの赤血球でこまめに運ぼうとするので必然的に赤血球が増えることになります。適正量内であれば赤血球が多いと酸素を細胞に効率よく運ぶことができ、効率的な疲労回復や筋肉の持久力を向上することができます。スポーツ選手が高地トレーニングをするのはこの効果を狙ったものなんです。

 

血液がドロドロになったらどうなる?

赤血球が多く血液がドロドロになっている場合、赤血球が形を変化させづらくなって細い血管をすり抜けられなくなってしまったり、赤血球同士が寄り集まって血栓という血のかたまりができやすくなったりしてしまいます。血栓は動脈硬化を引き起こして脳梗塞や心筋梗塞の原因になるので注意が必要です。

また、多血症になってしまうと高血圧や頭痛、皮膚のかゆみ、視覚障害などといった症状も現れることがあるので赤血球の量にも気を配るようにしてください。

赤血球を適正量にするにはどうしたらいい?

水分不足による赤血球異常に対してはこまめに水分補給を行うことが重要です。激しい運動やサウナで大量の水分を喪失した場合には吸収力の高いスポーツドリンクなどを飲むと良いでしょう。冬場などはあまり水分を摂らなくなってしまう人も多いので意識的に水分補給をする必要があります。

赤血球の異常増加は原因が多いので、それぞれの原因を取り除いていくことが必要になります。喫煙や肥満などといった単純なものは生活習慣の改善をしなければなりませんし、病気の弊害によるものであればお医者さんと相談しながら対応しなければなりません。


一番効果的なのは生活習慣を見直し予防することです。赤血球数は健康診断の血液検査などでもわかるので、自身の生活習慣の見直しをするきっかけになります。もし赤血球数が多くなってきたなと思えば血液をサラサラにする生活習慣を身につけていきましょう。

食事はバランス良く、タマネギ、ヨーグルト、大豆、緑黄色野菜、海藻、青魚などを使った料理が血液をサラサラに効果的です。またサプリメントなどで食事で不足しやすい栄養素を摂っていくのも効果的です。

運動でも血液ドロドロを改善させることができます。運動することによって体内の老廃物を出す事もできるので有酸素運動といわれるウォーキングなどの軽めの運動がオススメです。ただ、激しい運動をすると体内の水分が汗と共に無くなり水分不足を起こすので注意しましょう。

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