人により血圧の数値は異なりますが、なんの原因もなく突然高血圧になる事はありません。必ず原因がありますし、原因により対処法も異なります。

なぜ高血圧になるのか?

高血圧になる原因は人による違いはありますが、原因が複合しやすいのも特徴です。考えられる原因としては、塩分の摂りすぎ、お酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎ、肥満、運動不足が挙げられます。多くの場合は生活習慣が関係していますが、過度のストレスにより自律神経が委縮してしまうことも高血圧の原因の一つです。

高血圧というと高齢者がなりやすいイメージですが、原因があれば子供や若い人も高血圧になる可能性はあります。多くの場合は1日や2日で急激に血圧が高くなるのではなく、徐々に高くなっていきます。自覚症状がないため、症状が出た時にはかなり深刻化している事も少なくありません。症状としては、頭痛、めまい、肩こり、動悸、手足の痺れ、耳鳴りなどがあります。

高血圧の判断基準について

血圧は多少個人差があります。元々高めな人もいますし、正常値でも低めの人はいます。血圧は病院に行くと測ってもらえますが、家庭用の血圧測定器もあるので気になる人は常に自分の血圧を把握しておくといいかもしれません。

高血圧にも基準値がありますので、それを知っておく事も大切です。

血圧は最大値と最小値で見極めます。最大値が135mmHgから140mmHg以上の場合最小値が90mmHg以上の場合は、高血圧と判断します。ただし食後や運動をした直後、お風呂上がりは血圧が上がりやすいので、血圧を測るタイミングも考えましょう。病院でも診察前に血圧を測りますが、病院という場所柄緊張している事もあり、少し高くなる事があります。

自宅で血圧を測る場合のベストタイミングは、朝起きてから1時間以内、食事の前、トイレに行った後、寝る前のリラックスした状態です。立ち上がるだけでも血圧は変化しますから、座った状態で測りましょう。

高血圧と診断された場合の対処法

高血圧と診断された場合は、降圧剤などで治療を始めますが、一度薬を飲むと生涯飲み続ける事になります。これは降圧剤が高血圧を根本的に解消するのではなく、薬で血圧を抑えるという対処療法だからです。症状が改善されてもそれは降圧剤の効果であるため、服用を中止すればまた血圧は上昇し始めます。

高血圧が続くと、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高めます。病院での治療の他に、原因を改善していく事が大切です。食事の見直し、適度の運動を取り入れる、お酒やタバコは控えるなど自分でもある程度の努力と改善が必要です。

高血圧は時間をかけてかかる病気であり、改善するにも長い付き合いになることを覚悟せねばなりません。そうなる前に自身の生活を見直し、予防していくことに重きを置いていくべきなのです。