高血圧の原因はある程度知られていますが、寝不足も高血圧を引き起こす原因になる事があります。

長い間寝不足が続いている人は、自覚症状がなくてもいつの間にか高血圧を引き起こしているかもしれません。

寝不足で高血圧になる理由

高血圧の原因と言えば、塩分の摂り過ぎ、脂っこいものやカロリー高い物の食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎ、運動不足、肥満などがよく知られています。ここには寝不足は含まれていませんが、実は寝不足が続くのも高血圧の原因になるのです。なぜ寝不足が高血圧のリスクを高めるのかを説明しておきます。

眠れない原因はいくつかありますが、夜布団に入っても眠れないという事は、脳が興奮している状態だからです。この時交感神経が優位になっているため、いくら眠ろうと思っても眠れなくなってしまいます。眠ろうとすればするほど焦りも生じ、それがストレスになりさらに交感神経を刺激するので、ひどい人になると一睡もできないという事もあります。

通常は眠る時に副交感神経が優位になり、交感神経を休憩させます。副交感神経が優位になっている時は脳もリラックスできるので、血圧が下がり体温も下がる事で、自然に眠れるのです。しかし交感神経が優位のままでは、脳は興奮しているし、血圧も高いままとなりこれが夜中続けば高血圧になってしまうのです。

寝不足を解消するには?

寝不足を解消するには、副交感神経を優位にするのが一番効果的です。睡眠導入剤や睡眠薬に頼るという選択肢もありますが、これでは薬がないと眠れなくなりますし、副作用などもあるのであまりおすすめできません。副交感神経を優位にする方法は意外と簡単ですから誰にでも実践できます。もしも寝不足で悩んでいるなら、是非試してみてください。

スムーズに睡眠に移行するために実践したい方法とは、ぬるいお風呂にゆっくり浸かり、体の芯まで温まる事です。

ぬるめのお湯というのがポイント!お湯の温度は38度から40度に設定するので、少しぬるく感じますが、熱すぎると交感神経が優位になるので注意してください。ゆっくりじっくり温まると副交感神経が優位になり、脳がリラックスできるので体もリラックスできます。

時間をかけて体の芯まで温まっているから湯冷めしにくく、身支度を整えているあいだにゆっくり体温が下がり眠る頃にはちょうどいい体温になっています。この時アロマを取り入れると香りの効果で、よりスムーズな眠りに導くことができます。あまり神経質にならず気軽に試してみましょう。