運動不足も高血圧の原因の一つです。ただしこれ以外にも生活習慣のほとんどが高血圧の原因となります。

症状を改善するには原因を解消するのが一番ですから、原因に応じて改善や見直しをしていきますが、高血圧と診断された人の中には運動を制限される場合もあります

高血圧での運動制限

高血圧の治療には降圧剤を使う薬物療法と、食事療法があります。塩分の摂り過ぎも高血圧の原因となりますから、降圧剤を服用していても塩分の多い食事をしていれば意味がありませんので、減塩を意識した食事に切り替えていきます。運動不足も高血圧の原因ですから、運動を取り入れるのもいい方法ですし、実際に運動療法もあります。

高血圧で取り入れる運動療法は、30分以上の有酸素運動が推奨されます。もちろん食事療法や薬物療法のように毎日続けますが、中には運動をしてはいけない人もいます。この場合は医師の指示がありますが、指示があった場合は運動を制限しなければいけません。また運動が必要な人でも、無理は禁物です。血圧が高いまま激しい運動をすると、かえって心臓や脳、血管に負担をかけますので、運動療法を取り入れる場合も医師と相談しながら進めていきます。

どんな運動ならいいの?

高血圧で運動制限が必要なのは、中等症から重症高血圧症の人、脳や心臓や肝臓に合併症が出ている人です。運動を取り入れる事で症状が改善されるのは、軽症の高血圧までの人です。

高齢者であっても薬物療法で効果が出ていて、軽症まで回復しているのであれば、適度に運動を取り入れますが、運動制限が必要な人は自己判断で運動をするのは危険です。必ず医師に相談して指示を仰いでください。

肥満も高血圧の原因となります。この場合はダイエットが必要ですが、高血圧になっている場合は、運動だけで肥満を解消するのが難しくなります。食事療法、薬物療法も行わなければいけませんし、今まで全く運動をしていなかった人が重い体で急に運動を始めると怪我の元になるので注意が必要です。この場合も必ず医師の指示に従います。

人により運動量や運動方法は異なりますが、運動を取り入れる場合は可能な限り毎日続ける事が大切です。最初の数日だけ頑張っても意味がありません。

スタートはごく軽いストレッチや体操からでもOKです。医師と相談しながら徐々に体を慣らして、毎日の習慣にする事が大切です。ゆっくり歩くウォーキングでも30分続ければ良い運動になります。

負荷をかけすぎず、毎日続けていくのが高血圧に最適な運動のポイントになります。