高血圧の治療をしていく上で、降圧剤などの薬物治療の他に、食事管理や運動管理、生活習慣の見直しと改善が必要になりますが、水分補給についてもいくつか注意が必要です。

高血圧での水分補給について

人の体は6割が水分でできている事から、健康な人でも水分補給は欠かせませ水分不足になると体の水分量が足りなくなり、その結果血がドロドロになるリスクが高まります。もちろん食事の内容や生活習慣なども関係してきますが、あまり水分を取らないでいるとそれだけでも血がドロドロになり高血圧のリスクを高めてしまいます。

水分は多すぎても良くありませんが適度に補給していれば、少し多く摂取しても余った分は尿といて排出されます。ただし高血圧の人が過剰に水分を摂取すると、腎臓が弱い人はむくみやすくなるので注意が必要です

多すぎると血の量を増やし、血流が良くなる事で血管や心臓にダメージを与える事もあるので、ちょうどいい量を見極める事が大切です。

高血圧での理想的な水分補給の仕方

水分補給というと水を飲むイメージですが、水分は食事にも含まれていますから、水として補給する分と、食事に含まれる分をプラスしてその合計が2リットル前後になるようにします。

水からは1.5リットルもあれば十分です。ただし一度に1.5リットルの水を一気飲みするわけではありません。1日に何度かに分けて補給していきます。2リットルを飲むと考えるとかなり多く感じますが、小分けにしていくと意外と飲める量です。

寝起き、食事の時や食後、汗をかいた時、喉が渇いた時、お風呂前とお風呂上がり、寝る前に少量の水分補給をしておくのがおすすめです。高血圧の改善に運動を取り入れる場合は、運動前にも少量の水分補給をしておくと安心です。

食事療法をしている人で、食べ過ぎを防ぎたいなら食前にコップ1杯のお水を飲んでおくと早く満腹感を得られるので食べ過ぎを防ぎたい時に役立ちます。

水分といっても種類はありますが、コーヒーや紅茶、炭酸飲料などは水分補給にはふさわしくありません。カフェインや砂糖は体に負担をかけますし、高血圧で食事制限をしている場合は控えるべき対象です。時々ならいいですが、基本的に水分補給にはお水を使います。

カフェインが入っていないコーヒーやハーブティーは、食後のリラックスにもなり自律神経を落ち着かせる意味でも効果的ですね。お茶に関しては緑茶に含まれるカテキンが、血圧の上昇を防ぐ作用があるため食事の時の緑茶は問題ありません。