高血圧の原因はその多くが生活習慣と関係しています。塩分の摂り過ぎや食べ過ぎも高血圧のリスクを高めますが、カルシウムが不足するのも原因となるので覚えておきましょう。

高血圧とカルシウムの関係

高血圧の原因というと塩分の摂り過ぎ、高カロリー高脂肪の食事、タバコやお酒、運動不足などが思い当たりますが、実はカルシウム不足も高血圧の原因となる事があります。カルシウムというと骨や歯を丈夫に保つために欠かせない成分というイメージですが、血圧にも不快関係があります。

でなぜカルシウムが不足すると高血圧になるのでしょうか?カルシウムが不足すると、不足分を補うために骨が血液中にカルシウムを放出させます。一見良さそうに思えるのですが、この時血液だけでなく筋肉にもカルシウムが入り込んでしまいます

カルシウムが入り込んだ筋肉は収縮するので、それにより血管を圧迫し通り道を狭くします。原因は全く違いますが、この状態は動脈硬化と同じです。つまり血液の流れが悪くなることで、血液中の血栓などができやすい状況となります。

高血圧の直接的な原因とは違いますが、カルシウム不足で起こる一連の反応は、結果的に血管にカルシウムが付着し石灰化するので、動脈硬化のリスクも高まります。

カルシウムを摂取する方法

カルシウム不足で高血圧のリスクが高まるなら、カルシウム不足を防げば高血圧予防にもつながります。

カルシウム豊富な物といえば牛乳ですが、牛乳だけでカルシウムを補おうとするのはあまりおすすめできません。というのも牛乳は動物性脂肪が含まれているので、大量に飲むとコレステロールを増やしてしまう可能性があるからです。牛乳以外にもカルシウムを含む食材はありますから、ほかの物からも取り入れましょう。

小魚もカルシウムが豊富な食材としてよく知られています。中でもイワシやサンマのように青魚はカルシウムも豊富ですが、青魚の脂DHA・EPAはコレステロールを下げる作用や、血をサラサラにする作用もあるので、高血圧の改善や予防にもピッタリな食材です。

ただし毎日食べるとなると難しい面もあるので、可能な範囲でメニューに取り入れていきましょう。調理の時は塩分が多くならないよう味付けも工夫します。

どうしても続けるのが難しい場合は、サプリメントから取り入れる事もできます。カルシウムは摂取しただけでは吸収されません。日光浴をするとカルシウムの吸収が良くなるのでこういった工夫も必要です。運動をする時は天気のいい日にウォーキングや散歩もおすすめです。